出典:横浜山手西洋館
山手西洋館の初夏のイベント「花と器のハーモニー」2022が3年ぶりに行われることになりました。
「花と器のハーモニー」2022は、2022年6月4日(土)~6月12日(日)の14日間で開催され、6月5日に行ってきたのでその様子を写真でご紹介します。
また、「花と器のハーモニー」2022は、下記の7棟で行われますが、全館一周の所要時間・山手西洋館へのアクセスも合わせてご紹介します。
異国情緒あふれる横浜・山手の町並みには、外国人居留地の面影が残る次の7つの洋館があります。
・横浜市イギリス館
・山手111番館
・山手234番館
・エリスマン邸
・ベーリック・ホール
・外交官の家
・ブラフ18番館
西洋館は無料で館内が閲覧でき、個人利用であれば写真撮影も可能です。
注意)
撮影した写真の商用利用・三脚を使った撮影は有償で申し込みが必要です。
花と器のハーモニーのイベント期間中は、イベントテーマに沿った飾り付けがなされますが、PROがデザインしたオーナメントはとても絵になる素敵な被写体になります。
ページコンテンツ
花と器のハーモニー2022の開催予定日
開催日
2022年6月4日(土)~6月12日(日)の14日間
期間中は休館日なし
開催時間
9:30~17:00
テーマ
山手の丘のウエディング物語
~幸せを呼ぶ7つの館のおもてなし~
開催場所
次の7館で行われます。
花と器のハーモニー2022 見どころを写真で紹介
2022年6月5日 西洋館巡りに行ってきました。
各館とても綺麗に飾り付けられていたので、見どころは沢山ありますが
テーブルに配置された器と、窓明かりとのコラボがとても綺麗でした。
とは言え…。
正直な感想は、過去のイベントより少し地味だったと感じています。
今年は、どの館もイマイチぱっとしない感じでした。
反面、外交官の家の裏にあるイタリア山庭園のバラは見事で綺麗でしたよ。
そんな見どころを写真でご紹介します。
山手111番館[横浜市指定文化財]
港の見える丘公園内にあります。
裏側はバラ園には、バラ園に囲まれたカフェもある、とてもお洒落な建物です。
エントランスと、窓際のテーブルセットが見どころです。
エントランスは、暗いので手振れしないように慎重に撮影しました。
出典:横浜山手西洋館
館内はやや暗いので、ISO感度を上げて撮るか、少し暗めに撮ってレタッチで明るく仕上げると失敗が少なくなります。
窓際と室内では明暗差があるので、どちらかを優先して撮るか、明るさを変えて撮って合成すると綺麗な写真になります。
2枚目の写真が窓際の写真ですが、ここでは窓明かりが当たるテーブルセットに明るさを合わせています。
なので、やや窓がトビ気味になっています。
写真の明るさは、こう撮らなくてはいけないとは、考えずに自分のお好みで明るさをコントロールすることをおすすめします。
横浜市イギリス館[横浜市指定文化財]
イギリス館も港の見える丘公園内にあります。
テーブルセットのガラスの器の中に入れられた花が綺麗でしたが、イベント中は人が多く人が入らないように撮るのが大変で、今回はあまりアングルを変えて撮ることが出来ずちょっと残念!!
出典:横浜山手西洋館
1枚目・2枚目のように鏡を撮る時に注意したいことは、何が映っているかを意識してください。
自分が映ってしまったり、他人が映ってしまうと写真の雰囲気が変わってしまいます。
また、主役が白トビしてしまうと残念なので、やや暗めに撮りました。
もう少し明るく仕上げても良かったかな…。
山手234番館[横浜市認定歴史的建造物]
山手234番館は、元町公園の一番高いところの正面に位置しています。
ここも、比較的館内が暗いので、手振れ注意ですね。
出典:横浜山手西洋館
窓際に飾り付けが集中しているので、明暗差があり撮りやすいとは言いにくい場所です。
しかも以前はなかった、立ち入り制限があり 色々なアングルからの写真が楽しめなくなっていました。
比較的地味な飾りつけです。
エリスマン邸[横浜市認定歴史的建造物]
出典:横浜山手西洋館
ベーリック・ホール[横浜市認定歴史的建造物]
毎回ベーリック・ホールの飾りを楽しみにしていますが…。
今年はイマイチだったように感じています。
また、テーブルセットの周辺は立ち入り制限があったので、これまでのように撮影が楽しめませんでした。
出典:横浜山手西洋館
外交官の家[重要文化財]
外交官の家は、毎回綺麗なテーブルゼットが飾られていますが…。
いかんせん館内が暗くて、写真に撮ると良さが半減してしまいます。
とっても残念です。
しかし、庭のバラと裏手の「イタリア山庭園のバラ」は、見ごたえがありました。
出典:横浜山手西洋館
ブラフ18番館[横浜市認定歴史的建造物]
毎年、一番楽しに魅しているブラフ18番館でしたが、エントランスのソファーに無造作に書けられたウエディングドレスは、前にも一度見た飾りつけで、興ざめです。
そして、テーブルセットも立ち入り制限があり、とっても残念です。
テーブルセットは、カメラがぶつかって壊れたりと事故もあったのだろうと予想しますが、一部のマナーの悪い人のせいで、制限されてしまったのはとても残念です。
出典:横浜山手西洋館
今回の写真は、ほぼ撮ってだしの者なので、時間が出来たらレタッチした写真に差し替えます。
2022年5月28日の山手五西洋館の今の様子(下見)
花と器のハーモニーに先駆けて下見してきましたが…。
イベントの準備のためか、普段ある飾りつけが何もありませんでした。
今行っても、めっちゃつまらないですw
山手11番館
カフェ側はバラがまだたくさん咲いているので、十分楽しめます。
館内は、花と器のハーモニーの準備だと思いますが、何も飾られていません。
カフェ側は、周囲のバラがまだ綺麗です。
内部は、花と器のハーモニーの準備のためか、普段ある飾り付けが一切ありませんでした。
イギリス館
イギリス館周辺はまだ、バラが沢山咲いているので周囲もでも結構楽しめます。
山手234番館
建物周囲に飾られた花と正面の元町公園のアジサイが綺麗です。
館内は何もなかったので、キッチンの窓明かりを…。
エリスマン邸
庭にカシワバアジサイが咲いていました。
べーリック・ホール
特別な飾り付けは何もありませんでした。
外交官の家
庭のバラが綺麗に咲いています。
バラだけでも楽しめますよ。
イタリア山庭園
外交官の家の裏手のイタリア山庭園はバラが見頃でした。
バラの水(水流と噴水)のコラボは見る価値がありますよ。
超お勧めです。
5月28日がほぼピークだったと思います。
ほぼ満開でした。
ブラフ18番館
山手西洋館へのアクセス
最寄り駅はJR根岸線「石川町駅」と、みなとみらい線「元町・中華街駅」になります。
石川町駅と元町・中華街駅は、元町商店街で繋がっているので、西洋館巡りを終えてから、元町で食事やショッピングを楽しむこともできます。
JR根岸線 石川町駅 元町口利用する場合
次の順に回ります
石川町元町口→ブラフ18番館→外交官の家→ベーリック・ホール→エリスマン邸→山手234番館→横浜市イギリス館→山手111番館→アメリカ山公園→元町・中華街駅
元町・中華街駅を利用する場合
上記を反対から回ることになります。
車で来られる場合
車でも来られる方は、最寄りに港の見える丘公園の有料駐車場がありますが、止められる台数も17台と少なく、直ぐに満車になります。
港の見える丘公園駐車場
料金
【普通車】
平日 30分250円
土・日・祝日・12/29~1/3 30分300円
収容台数
17台
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/parking/minato/minato/
なので、元町駐車場など少し離れたところに止めることになります。
可能であれば電車またはバスを利用されることをお勧めします。
その他の有料駐車場
山手西洋館巡りの所要時間
2022年5月28日に下見に行ったところ、内部の飾り付けがなにもなく、移動と簡単な閲覧だけでだいたい2時間かかりました。
まあ途中でお茶休憩とか紫陽花撮影で少し余計な時間も使っています。
なので、以前説明したように撮影をバッチリすると3時間~4時間はかかると思います。
徒歩での移動時間だけで33分かかり、各館は10~15分で見ることができます。
一館 10分で回れば 33+70分となり2時間弱となりますが、これはかなり慌てて観る感じになります。
しっかり楽しむのであれば、各館15~20分かけて、移動時間30分で3時間くらいかけて回られる方がのんびりできます。
また、イギリス館周辺のローズガーデン、エリスマン邸周辺の元町公園、外交官の家周辺では、この時期バラや紫陽花が鑑賞できるのでこちらもおすすめです。
そんな風に考えると4時間くらいかけて、のんびり回られるのが良いのではないかと思っています。
「花と器のハーモニー」2019年以前の写真
写真は2019年以前に撮ったものです。
まとめ
山手西洋館は、
6月の「花と器のハーモニー」と10月の、ハロウィンオーナメント、12月のクリスマスオーナメントが人気です。
個人的には、クリスマスオーナメントが一番好きですが、どれもとても絵になるので、良く写真を撮りに行っています。
港の見える丘公園でバラを楽しんだついでにでも、是非覗いていてください。
きっと、満足されると思いますよ。