冬は花が少ない時期ですが、横浜三渓園ではいくつかの花が見頃を迎えます。
ここでは、横浜三渓園の冬の花の見頃と鑑賞、撮影にかかる所要時間をご紹介します。
冬の三渓園では、山茶花・水仙・椿・梅が楽しめます。
三渓園はかなり敷地が広く、観光で一周するとおよそ2時間かかります。
ただし、お花の鑑賞であれば、植えられている場所が限られているので、そこまで時間はかかりません。
とは言え、写真撮影となると、それなりに時間がかかりますね。
これまで、季節の花写真を撮りに、三渓園に通っていましたが、平均すると3~4時間かけて撮っていました。
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三渓園の冬の花の見頃
冬の三渓園では、山茶花・水仙・椿・梅が見頃を迎えます。
また、梅が咲き始めるころからは、カワセミやメジロ、ヒヨドリなどの小鳥も見かけるようになり、写真撮影がさらに楽しくなります。
お時間があったらお楽しみください。
山茶花(さざんか)
11月下旬~12月中旬です。
銀杏・楓の紅葉と見頃と時期が重なりますので、人出はかなり多くなります。
山茶花だけをわざわざ三渓園に見に来る方は多くはありません。
山茶花と椿はなかなか見分けが出来ませんが、簡単に見分ける方法として、山茶花は、花弁1枚単位で散りますが、椿は花ごと落ちてしまいます。
こんな風に見分けています。
水仙(すいせん)
12月中旬~1月下旬
外苑:林洞庵周辺、南門周辺などに植えられています。
水仙は12月から咲き始める冬の花の代表ですが、わざわざ水仙を見に来る人は差ほど多くはありません。
ですから、紅葉の時期を外して出かけられる方が、花も多くなる人混みも少なくなります。
椿(つばき)
12月中旬~1月中旬
内苑:蓮華院周辺
椿も山茶花と同じように、わざわざ三渓園に見に来る人は多くはありませんので、紅葉の時期を外すと人出を避けることができます。
梅(梅)
2月上旬~3月中旬
外苑:林洞庵周辺、横笛庵周辺、旧燈明寺本堂周辺、南門周辺
梅は人気の花で、観梅会は行われる2月の中旬から2月一杯は大分人出が多くなります。
梅は1月から咲き始めるので、人の少ないところで写真を撮りたい人は、1月中旬から観梅会が始まる前に出かけられることをお勧めします。
三渓園一周の所要時間
三渓園は広大な敷地がありますが、ゆっくりと普通に観光する感じで歩いても2時間もあれば一周することができます。
また、季節の花の鑑賞と写真撮影などでは、全部周り必要もないのでのんびりと写真撮影を楽しんでも、3時間もあれば飽きるほど写真を撮ることができます。
とは言え、山茶花と紅葉など複数目的がある場合はプラスアルファーを考えたほうが良いですね。
また、午前中は内苑に日が良く当たり、午後になると外苑の方に陽が射してきますので、写真は撮影をする人はお好みに合わせて時間帯をずらすと良いですね。
ただ、冬の花は日向でも日陰でも相応に、雰囲気良く撮れるのでそれほど神経質になる必要はないかもしれませんね。
三渓園へのアクセス
三渓園の最寄り駅は、JR根岸線「根岸駅」になりますが、駅からは大分離れているので、徒歩での移動は相当な時間がかかります。
根岸駅からはバス移動がおすすめです。
根岸駅からのバス移動
1番乗り場
58系統(横浜駅行き)
101系統(保土ヶ谷車庫前行き)
「本牧」で、下車・徒歩7分
7番乗り場
54検討(本牧車庫行き)
97系統(中小企業団地循環 根岸駅前行き)
「三渓園南門入口」下車・徒歩3分。
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン桜木町駅から
2番乗り場
8系統(本牧車庫前行き)
148系統(急行本牧車庫前行き)
「三渓園入口」下車・徒歩3分。
58系統(磯子車庫前行き)
「本牧」下車・徒歩7分
ぶらり三渓園BUS(三渓園行き)
三渓園下車
みなとみらい線元町・中華街駅4番出口 山下町バス停から
2番乗り場
8系統(本牧車庫前行き)
148系統(急行本牧車庫前行き)
「三渓園入口下車」・徒歩3分
車で出かけられる場合
■首都高速・湾岸線(ベイブリッジ経由)本牧ふ頭出口から約5分
■首都高速・狩場線(石川町JCT経由)、新山下出口から約10分
■首都高速・湾岸線三溪園出口(横須賀方面からのみ利用可)から約5分
花の見頃や催し物開催時の土・日曜日や祝日は、駐車場が大変込み合っています。
三渓園の利用案内
三渓園の所在地
〒231-0824 横浜市中区本牧三之谷58-1
☏ 045-621-0634・0635
WEBサイト https://www.sankeien.or.jp/
三渓園の休園日
12月29・30・31日
開園時間
9時から17時(16:30まで入園することができます)
季節のイベントにより、開園時間、閉園時間が変わることがあります。
入園料
大人(高校生) | 700円(600円) |
子供(小・中学生) | 200円(100円) |
横浜在住の65歳以上の人 | 200円 |
年間パスポート
大人(高校生) | 1枚 2,500円 |
子供(小・中学生) | 1枚 700円 |
横浜在住の65歳以上の人 | 1枚 700円 |
駐車場
乗用車 | 最初の2時間500円、以降30分毎に100円 |
当日最大料金 : 1,000円
三渓園駐車場は 正門わきにあります。
三渓園南門近くの「本牧市民公園駐車場」
料金 | 1時間200円 以降30分100円 |
※バイクは利用できません。
営業時間:24時間
住所:横浜市中区本牧三之谷59-2
収容台数:普通車316台
注意)三渓園の駐車場とは料金が違うのでご注意ください。
タクシー料金
■JR根岸駅から三渓園南門入り口までタクシー料金:900円
■JR桜木町のタクシー料金:2,200円
■JR横浜東口からのタクシー料金:3,200円
■みなとみらい線元町・中華街からタクシー料金:1,600円
三渓園の食事処
三渓園には、いくつかの食事処がありますが、各所とも営業時間休暇日が違うのご注意ください。
抹茶処 望塔亭 三溪記念館内
営業時間
10:00~16:00
メニュー
抹茶 1服 500円
三溪園茶寮
営業時間
11:00~15:30
メニュー
手焼きだんご・・・1本150円・200円
おままごと・・・700円
ちょっといっぷく・・・600円
三景わん・・・1,200円
手桶うどん・・・850円
雁ヶ音茶屋
営業時間
平日 11:00~16:00
土日祝 10:00~16:00
メニュー
三溪園ラーメン・・・750円
天ぷらそば・・・1,100円
みそおでん・・・350円
おにぎり・・・400円
田舎しるこ・・・600円
待春軒
営業時間
10:30~16:30
メニュー
三溪そば・・・850円
桃山御膳・・・1,300円
おしるこ・・・700円
抹茶・・・650円
ここだけ使ったことがないので、今度レビューして見ます。
まとめ
三渓園は年末の12月29日・30日・31日は休園日になりますが、1月1日元旦から営業しています。
1月1日から3日までの三が日には、特別なイベントも行われるので、正月の散歩コースにおすすめです。
そして、梅を除く山茶花、水仙、椿は見頃時になっているので、イベントの合間に鑑賞または写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか?
日本庭園に似合う花ばかりで、和みますよ。